命を失いそうになる危機

ボーイズラブという言葉が現している通りに「男性同士」の恋愛を扱っている作品はそこへ分類されますが、ボーイズラブに近いんだけどボーイズラブではない、という作品もいくつも存在します。
中でも吉田秋生作品の「BANANA FISH」は決してボーイズラブではないのですが、そこに近い何かが感じられます。
かく言う私もこの作品は本当に大好きで手放せなく、何度も読み返している漫画です。
「BANANA FISH」は読み返す度に感動し、下手なボーイズラブ作品を読むくらいならこれを読んだほうが良いと断言します。
主人公であるアッシュという無料逆援サイト裏ビジネスに詳しい美少年と、英二という青年の「恋愛」ではないけれどそれに近い感情。
これだけならば普通の「性的描写がないボーイズラブ」と何ら変わりはないですが、この作品の面白さはなんと言ってもやはりストーリーの深さです。
アッシュはその美しさから「美少年好み」の「男性」に犯されていたり、マフィアのドンの愛人をしていたり等、不幸な体験を幾度も繰り返します。
そこに天真爛漫な英二が日本からやってきて出会い、二人は幾度も命を失いそうになる危機に巻き込まれながらも、何とか逃れを繰り返す生活をしている内に、愛情に良く似た感情をお互いに持つようになります。
それは「恋愛感情」に良く似たものではありますが、それよりも尚深いものを感じられます。
単行本では全19巻で、外伝的な作品として「PRIVATE OPINION」が発刊されています。
決してボーイズラブ作品ではありませんが、女性キャラクターの出演の低さはボーイズラブ漫画に近いものがあります。
読んだ事がないという方は、是非一度読んでみてほしい作品です。

Filed under: 日記 — admin 7:26 PM
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